暦の種類と成り立ち!新暦と旧暦の違いとは?

旧暦は、現在使われている「新暦」とはズレがあり、大雑把に言えば、旧暦の方が1ヶ月ほど早く季節が進んでいます。

なぜ、このようになっているのか、「暦の成り立ち」から紐解いてみました。

さらに、暦の成り立ちから分かった「新暦と旧暦の違い」についても整理してみました。

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暦の種類と成り立ちについて

まず、新暦と旧暦の違いを比較するには、「暦の成り立ち」についてもう少し詳しく知る必要があります。

暦は、大きく分けると「太陽暦」「太陰暦」「太陽太陰暦」の3つに分類されます。

この内、「新暦」とか「グレゴリオ暦」なんて呼んでいるものは、太陽暦のことで、旧暦と呼んでいるものは太陽太陰暦のことです。

まずは予備知識として、この3つの暦の特徴について書いておきます。

■太陽暦とは?

太陽暦では、地球が太陽の周りを1周する(公転する)のにかかる時間を1年とします。

地球が実際に公転するのにおよそ「365日5時間48分46秒」かかる一方、暦では、1年は切り良く365日であるため、毎年地球が1周する度に「5時間48分46秒」のズレが生じます。

このズレを調整するのが、およそ4年に1度ある閏日(2月29日)です。

暦のズレを修正する計算方法について、こちらの記事でくわしく書いています。

 子供に教える「うるう年」!なぜ必要?もしなかったら?計算でわかったルールの意味とは?

興味がある方は、読んでみてくださいね。

続いて太陰暦です。

この暦は新暦・旧暦ともに使用していませんが、旧暦を理解するための予備知識として書いておきます。

■太陰暦とは?

月の満ち欠けの周期(月が新月から次の新月になるまでの29~30日間)を1ヶ月とします。

しかし、月の満ち欠けと太陽の動きは関係がないため、どんどん季節がズレてしまいます。

さいごに、太陽太陰暦についてです。

■太陽太陰暦とは?

「太陰暦」に「太陽暦」の要素を取り入れた暦法です。

立春(2月4日頃)に近い新月の日を1年のはじまりの日とし、およそ3年に1度の割合で「閏月」を加えてズレを修正します。

明治5年までは、日本の国暦として使われていました。

以上のことから「新暦」と「旧暦」の違いがぼんやりと見えてくるかと思いますが、明確に違いを整理すると以下の事があげられます。

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暦の成り立ちからわかる新暦と旧暦の違いとは?

新暦は1月1日が新年のスタート日なのに対し、旧暦は立春の2月4日辺りが新年のスタートとなる。

1月を丸々すっ飛ばしているがゆえに、旧暦は新暦よりスタートが1ヶ月ほど早いんですね。

だから、1年で一番暑い頃に「立秋」があったり、雨の多い6月を「水無月」なんて呼んだりするんです。

これらは旧暦に基づいているからなんですね。

 

新暦よりも旧暦はかなり誤差が大きい。

新暦ですら1ヶ月の周期が短すぎて閏日が必要なのに、旧暦では1ヶ月の周期がさらに短いので、閏年は3年に1度、閏「日」ではなく、「月」を加えます。

つまり、3年で29~30日の誤差が生じているということです。

新暦では、4年に1度、閏日を加えるだけですね。

「地球の公転を1年」とするっていう定義に合わせれば、旧暦は、新暦に比べてずいぶんと誤差が大きいことが分かります。

そんなに誤差が大きければ、旧暦ではそりゃ季節と暦が合ってこないことも頷けます。

ちなみに、太陰暦を使っていた昔の中国では、季節がぜんぜん合わなくなって、二十四節気という季節に合わせた節目を新たに作りました。

二十四節気については、こちらの記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてくださいね。
 二十四節気と七十二候まとめ(カレンダー・由来・読み・意味・伝統色コード・季節感)

さいごに

今回は、暦についていろいろと調べたことを書いてみました。

調べてみて分かったんですが、こういうのは、調べだすと歴史や情緒を感じて得した気分になりますね。

お時間がありましたら、あなたもぜひ。

それでは。

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