「あぁ~、おしっこしたい。」
トイレでジャ~~~
「うん?!!! なんか生温かいぞ?!!!」
10年ほど前に実際に私が体験した事です。
トイレの夢見ておねしょしちゃったんですね彡(-_-;)彡
そりゃ、ビックリというか愕然としました。
そのときは一人暮らしでしたので、自分で処理してそのまま忘れてしまってました。
しかし、最近、おねしょについて調べてみると、大人のおねしょの悩みが意外と多いことに気が付きました。
だから・・・・
少しでも、同じ悩みを持っいている人のお役に立ちたいと思ったんです。
この記事は、そんな大人になって突発的におねしょをして戸惑っている方に向けて書きました。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
大人になってもおねしょするの?
専門書によると、大人になっても継続的におねしょが続く人は、20代以降で年代ごとに0.1%前後はいるとみられています。
また、思春期までは男子の方がおねしょをする人数は多くなります。
しかし、思春期を境に徐々に比率が逆転していき、成人までには女子の方が多くなると言われています。
これは、難治性の夜尿症のデータなので、突発的に「1回だけやっちゃった (//▽//)」って方は入っていません。
なので、そういう方なども合わせると、割と大人でおねしょ経験した人はいるんじゃないかと思います。
難治性の夜尿症とは?
おねしょを治療対象として定義したものを「夜尿症」と言います。
さらに、積極的に治療を行ってもいっこうに改善がみられない夜尿症を一般的に「難治性」と呼んでいます。
大人がおねしょをする原因とは?対策はどうする!
大人が突発的におねしょをする原因は、主に次の3つがあげられます。
- ストレスなどの心因性によるもの
- 生活習慣・生活環境によるもの
- 病気によるもの
順に原因と対策を解説していきますね♪
1.ストレスなどの心因性によるもの
心配事などで心理的ストレスが強くなると、次の2つの原因からおねしょをしやすくなります。
自律神経の不調
自律神経が不調になると、膀胱や尿道に対してマイナスに働きます。
交感神経や副交感神経などの自律神経は、膀胱を緊張させたり、緩めたりする役割を担っています。
これが、ストレスなどで自律神経が上手く機能しない場合、膀胱が緊張したままとなり、多くの尿を溜められないと考えられます。
睡眠障害
睡眠障害で眠りが浅くなると、尿量を抑えるホルモンである抗利尿ホルモンの分泌が少なくなります。
腎臓に働きかけて尿を濃くし、尿量を減らす役割を持っています。
抗利尿ホルモンの分泌が少ないと、尿が抑えられずに、膀胱におしっこが溜まりやすくなります。
睡眠が浅いときは、夢を見たりしますよね。
トイレの夢を見ているときは、まさに抗利尿ホルモンの分泌が少ない状態です。
対策:
当たり前ですが、心因になるものを取り除けるならそれが一番です。
「それができれば苦労しないよ!」って声が聞こえてきそう^^;なのでさらに付け加えますと、
本質的には、睡眠の改善を図れれば良いと思います。
まずは、下の2で書いている対策を参考にされてはいかがでしょうか。
2.生活習慣・生活環境によるもの
1の「心因性によるもの」とも関連しますが、主に以下の要因はおねしょに影響します。
- 寝る時間が一定ではなく深い睡眠を得にくい
- 寝る前の飲酒
- 寝ている最中に体を冷やす
これらの要因が重なると、普段してない人でも、そりゃあ~やってしまう事もあるでしょうヽ(´ー`)ノ
私の場合で言えば、
それで、やっとできた休みの前日に、ストレス発散で家でチューハイ飲んで眠くなって布団に直行したら・・・やってました^^;
よく覚えてませんが、その日は休みでまとめて寝たので、十時間くらいは寝たんだと思います。
トイレの夢で起きたのは、今でも割りと鮮明に覚えています。
普段、おねしょをしていない人でも、
- 睡眠中におしっこをしたくなってトイレに行く事がよくある
- トイレの夢を見る事がある
という経験がある場合は、睡眠中に強い尿意を感じていると言えますので、もともと、おねしょをする要素があったと言えます。
次の事を見直せば改善されるかもしれません。
対策:
- 寝る前に水分を摂り過ぎない
- 特にアルコールは利尿作用があるので、アルコールは控える
- 寝ている間は体を冷やさない
- 寝る前にはトイレに行く
- 規則正しい生活を心がける
基本的な事は以上ですが、大人になると、色々な事情からやれない日も多くなりますよね^^
どうしても心配な日は、大人用の下着用パッドで凌ぐのも手かなと思います。
アマゾンで「おむつ 大人」なんかで検索すれば、色々でてきますよ♪
3.病気によるもの
普段から規則正しい生活でぐっすり眠れており、ストレスや悩みが重くなった訳でもないのに、急におねしょが始まったって方はいませんか?
これは、病気のせいかもしれません。
下の一覧では、大人になってから関係がありそうな病気を集めてみました。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時間は多く取っているのに、
- 昼間はいつも眠い
- 疲れている
といった場合は、疑ってみたほうが良いかもしれません。
深い睡眠が得られない事で、抗利尿ホルモンの分泌が少ない可能性があります。
ひどい便秘
腸と膀胱は隣接しており、便秘で腸が膨らむと、膀胱が圧迫されて尿が溜めにくくなってしまいます。
糖尿病
血液中の糖の濃度が高いため、糖を排泄するのに多量の水分を摂ります。
その結果、多尿となりおねしょにつながります。
脳腫瘍
抗利尿ホルモンは、脳下垂体という脳の部分から出ています。
ここに腫瘍ができて、抗利尿ホルモンが出るのを抑えるという事があるようです。
対策:
気になる場合は、病院で相談してみましょう。
参考までに、それぞれの病気が何科で診てもらえば良いか書いておきますね。
- 睡眠時無呼吸症候群・・・呼吸器科、耳鼻科、内科など。
※最近は睡眠外来のような専門外来もあります。近所にめぼしい外来がなければ、総合病院などで何科を受診すれば良いか電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。
- 便秘・・・消化器内科、胃腸科、内科
- 糖尿病・・・内科
- 脳腫瘍・・・脳神経外科
さいごに
以上、大人のおねしょについて調べた事を書いてきましたが、いかがでしたでしょう。
大人になって急におねしょするとびっくりするし、混乱しますよね^^
大体は1回だけで終わると思いますけど、もし続くようなら、上の対策を参考に生活習慣を見直してみてくださいね^^
それでは。
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