小暑は、七十二候で言えば<温風至・蓮始開・鷹乃学習>の3つの時期にあたります。
この記事では、2016年の小暑と七十二候「温風至・蓮始開・鷹乃学習」がいつ?なのかと、それぞれの意味や特徴について詳しく解説していきます。
小暑!2016年はいつ?どんな季節なの?
小暑(しょうしょ)は二十四節気の11番目にあたり、例年7月7日頃になります。
2016年の小暑も7月7日です。
夏至から約15日。この頃から暑さがだんだんと厳しくなっていきます。
梅雨の晩期で、前線が発達し大雨に見舞われることもしばしばあります。
梅雨が明ければ、灼熱の太陽が照りつける本格的な夏がやってきます。
この頃から、お世話になった人やご挨拶をしたい人へ暑中お見舞いの便りを出します。
小暑の七十二候とは?2016年はいつ?どんな季節なの?
それでは、小暑の七十二候3つと2016年はいつなのかご紹介します。
あたたかい風が吹いてくる
2016年7月12日 次候:蓮始開(はすはじめてひらく)
蓮の花が開き始める
2016年7月17日 末候:鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える
それぞれの七十二候がどんな意味があるのか、さらに詳しく見ていきましょう。
温風至る(あつかぜいたる)
例年、温風至の時期は7月7日~7月11日頃です。
もあーっと熱さを増した風が吹いてくることから、この名前がついています。
暑くどんよりとした梅雨の雲がたまに開くとき、差し込んでくる太陽の日差しの強さにはっとさせられる頃です。
この頃の日差しは、ちょっと差し込んだだけでも肌を焼くような強さで、これからやってくる夏の厳しさを感じさせます。
暑さに立ち向かうための体力をつけて、星の祭りや七夕の行事を楽しみましょう。
蓮始めて開く(はすはじめてひらく)
例年、蓮始開の時期はは7月12日~7月16日頃です。
池で蓮の花が咲く頃であることから、この名前がついています。
蓮は、大ぶりの花を咲かせます。
夜明けとともに咲く、というぐらい早起きな花なので、寝坊すると閉じたつぼみしか見ることができません。
旧暦のお盆の日付をそのまま使っている地域はこの期間がお盆です。
地方や地域によっていろいろですので、夫婦でお盆の時期が異なる場合は、家族で2回お盆の行事に出席するなんてケースもあります。
鷹乃学を習う(たかすなわちわざをならう)
例年、鷹乃学習の時期はは7月17日~7月21日頃です。
鷹が成長して巣立つために飛び方を覚える頃であることから、この名前がついています。
鷹は、昔は狩りなどで身近な存在でしたが、最近はめっきり見なくなりました。
しかし、タカ科のトンビならば今でもよく見かけますし、大鷹も棲める場所が少なくなった現代でも全国に生息しています。
勇ましいくちばし、翼を広げた時の雄姿、空の王者の姿を絶やさないような環境づくりを考えたいものです。
「そろそろ梅雨明け宣言が聞けるのでは」と気象庁の発表がとても気になる頃です。
さいごに
この頃は、梅雨明けもみえてきて、夏休みも近くなるなど、子供はソワソワ・ワクワクしてくる頃です。
私も昔は夏休み始まる前後はとてもワクワクしていました。
今では、もっぱら子供がワクワクしているのを見て、子供の期待に応えようと頑張る側になりました。
今ではそこに幸せを感じるので、今年も頑張ろっかなと思います♪
それでは。
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